THE世界大学ランキング日本版|大学の「教育力」に焦点

 THEが2017年から発表している日本の大学のみを対象としたランキングです。日本の教育事情に即したランキングとなるようベネッセグループがサポートしています。
 日本版では教育環境や学生の学びの質、成長性に注目し、「教育リソース」「教育充実度」「教育成果」「国際性」の4分野16項目を指標として、ランキングを作成。2019年からは、アメリカ版、ヨーロッパ版と共通する11の質問項目を設定した「学生調査」を導入。教育の受け手である在学生の「声」もランキングに反映されています。

THE世界大学ランキング|大学の「研究力」に着目

 2004年から発表されている世界的な大学のランキングで、世界で最も利用されている大学ランキングと言われています。各大学のデータを「教育力」「研究力」「論文の引用数(研究の影響力)」「国際性」「産業界からの収入」という5分野、13の指標で分析し、それぞれのスコアを算出して順位付けしています。
 指標のうち6割以上が研究に関わるものであることから、「研究力」に着目したランキングと言えます。

THEアジア大学ランキング|産業界からの収入を重視

 「THE世界大学ランキング」のデータからアジア圏の27カ国地域・約400大学のみを取り上げて編成されたランキングです。世界ランキングと同じデータ、同じ5分野13指標を用いていますが、指標の比重を一部変えてランク付けしているため、相対的な順位が世界ランキングと一部異なってきます。
 世界ランキングと比較してみてみると「産業界からの収入」の比重が高い(アジアランキング7.5%、世界ランキング2.5%)ことから、「研究力」に焦点が当てられ「産業界からの収入」が重視されたランキングと言えます。

THE大学インパクトランキング|大学の「社会貢献度」を可視化

 THEが2019年に新たに発表したランキングで、国連が掲げているSDGs(Sustainable Development Goals=持続可能な開発目標)の枠組みを通して、大学の「社会貢献度」を可視化しランキング付けするものです。
 「総合ランキング」と「SDG別ランキング」があり、それぞれの調査に必要となるデータを大学が提出します。インパクトランキングでは、大学の規模などを問わず、研究と教育以外の強みを持つ大学が、強みと関連する目標を自ら選んでエントリーできることから、他のランキングと大きく異なる結果が出ます。大学選びに新たな視点を提供するランキングとして大きな注目を集めています。