留学が必修の大学・学部はどこ?具体的な大学・学部名を紹介

 日本の数多くの大学の中には、留学を必修とする大学・学部が存在します。その中から、この記事で紹介する3校の大学・学部・学科は以下のとおりです。
 武蔵野大学 グローバル学部グローバルコミュニケーション学科
 近畿大学 国際学部国際学科
 東洋大学 国際学部グローバル・イノベーション学科
 この記事では、これらの各大学・学部のカリキュラムやグローバル人材育成のための取り組みについてご紹介します。

武蔵野大学の取り組み

 武蔵野大学は、THE 日本大学ランキング2023の総合ランキングで121-130位、国際性分野のランキングで63位にランクインしています。
 武蔵野大学のグローバル学部グローバルコミュニケーション学科は、2018年度入学生から学生全員が海外に留学する制度を開始しました。グローバルコミュニケーション学科の全学生は、2年次に5か月間アメリカでホームステイをしながら学び、英語による実用的なコミュニケーション力とグローバルな視野を身に付けます。学科の公式ページによると、留学後、先輩たちはTOEIC® のスコアが平均100点アップしました。
 留学中は、全米各地のさまざまな特色ある大学内に開設されたELS Language Centersで学びます。大学の設備・施設の利用も可能です。また、留学先では学生の英語力に応じた12段階のレベル別授業を受講でき、最大15名の少数クラスで500時間学ぶことができます。国内の授業でも、英字新聞の論説を読む「Practical Communication」や英文を日本語に翻訳する「英語翻訳演習」など、より実践的なカリキュラムを受講することが可能となっています。

近畿大学の取り組み

 近畿大学は、THE 日本大学ランキング2023の総合ランキングで70位、国際性分野のランキングで125位にランクインしています。
 国際学部は2016年に開設された学部であり、世界で活躍できるグローバルリーダーを育成しています。国際学部の大きな特徴は、留学先での単位修得が卒業要件となっていることです。国際学部国際学科にはグローバル専攻と東アジア専攻の二つの専攻がありますが、どちらの専攻でも1年次後期から1年間の留学プログラムに参加します。1年次の後期から留学が設定されているのは、国際学部では2年次後期から上級レベルの講義科目を配しており、1年次に高度な語学力を養成する必要があるためです。グローバル専攻はアメリカの大学へ、東アジア専攻の中国語コースは中国か台湾の大学へ、韓国語コースは韓国の大学へそれぞれ留学します。
 同学部は、商社や航空会社の客室乗務員、ホテルといった語学力を必要とされる業種に多数の就職者を輩出しており、過去にはTOEIC900点以上取得など、語学力が飛躍的に向上した例も存在します。

東洋大学の取り組み

 東洋大学は、THE 日本大学ランキング2023の総合ランキングで84位、国際性分野のランキングで40位にランクインしています。
 東洋大学の国際学部グローバル・イノベーション学科において、一般学生はアメリカ、カナダ、イギリスなどの国際交流協定校に原則1年間長期留学することが必須となっています。この学科では、イノベーション創造力、グローバル対話力、先端研究吸収力、実践的な英語力、リーダーシップ、環境対応力、課題解決力の7つの能力を身に付けることを目指しています。
 また、同学科では、1年次から授業はすべて英語で行われます。留学生の割合が高く、交換留学生の履修率も高いという特色があるため、留学期間以外も国際色豊かな環境で学修できます。また、留学生と国内学生のバランスのとれた組み合わせによる協働のグループワーク学習を行うことで、常に世界へと意識を向けられる学習環境を実現しています。